学生寮や飲食店内にフリーで使える無線LANの環境を作る

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今回、『学生寮や飲食店内にフリーで使える無線LANの環境を【安価に】作りたい』ということで、お客様からのご要望があったのでちょっと調べてみました。

今回のご要望

今回のご要望は、

1.安価に済む方法(普通は専門の業者さんに依頼する内容なので…)
2.建物内全域をカバー
3.接続しているPC間のアクセスはできないようにする。

ということでした。
1から順を追って説明していきます。

1.安価に済む方法で検討する

普通は専門の業者さんに依頼する内容です。
ということで安さ重視で、普通に量販店で売られている、Buffalo製品やIODATA製品などで考えることにしました。

2.建物内全域をカバーできるようにする。

数階建ての建物や、面積が広めのお店の場合、1つの無線LANではカバーできないので、複数の無線LANを設置する必要があります。

2パターン考えまして、それぞれのメリット・デメリット挙げてみました。
接続の安定感を考えるとパターン2はあまりオススメできないです。

パターン1 無線LANをLANケーブルで接続する

1

メリット:接続が安定する。回線速度が安定する。

パターン2 無線LANの中継機能を使用し、無線で接続する

2

メリット:LANケーブルが必要が無いのでスッキリして見た目がキレイ

参考記事:
無線LANを中継機能で2段以上繋ぐ設定
http://company.miyanavi.net/archives/589

回線の接続速度に安定感が無いとストレスになりますので、
利用者目線から考えると、無線LANの機器は全てLANケーブルで接続したほうが良いです。
パターン2は参考程度に考えたほうが良いでしょう。

3.接続しているPC間のアクセスは出来ないようにする。

無線LANにゲストネットワーク機能ってあったなぁと思い、調べてみました。

お、あったあった。

参考記事:
来客用の無線LAN環境を準備しよう「WNDR4500」のゲストネットワークを活用する
http://www.watch.impress.co.jp/netgear/review21/

この部分を気をつければPC同士の通信はできないようになりますね。

セキュリティ設定のオプションとしては、無線LAN機器同士の通信禁止、SSIDブロードキャスト、ローカルネットワークへのアクセス許可の3つの設定が存在する。このうち注意したいのが無線機器同士の通信禁止だ。

ローカルネットワークへのアクセスは標準で禁止されているので、ゲストネットワークに接続した端末から、WNDR4500の設定画面や有線LANで接続している機器、通常のSSIDに接続している機器に対して通信することはできないが、無線機器同士の通信は標準では禁止されていないのでゲストネットワークに接続した端末同士の通信が可能になっている。

家庭で使う場合であれば、ゲーム機などのローカル通信を許可する意味でも無線機器同士の通信を有効にしておいてもかまわないが、企業などの複数の会議室などに対してゲストネットワークを解放する場合であれば、異なる企業の訪問者が混在することを考慮して無線機器同士の通信は禁止にしておくといいだろう。

Buffalo製品でも設定できると書いてあります。

参考記事:
来客者向け無線ネットワークを設定する方法(ゲストポート設定)
http://buffalo.jp/download/manual/html/air1200/router/wzrhpg450h/guestp01.html

簡単な設定でできるんですね!
説明文も簡単でいいですね!

ゲストポートは、インターネットにのみ接続できるネットワークです。
ゲストポート側から他のネットワークにアクセスすることはできません。

終わりに

一応、これで要望いただいた内容の、

1.安価に済む方法(普通は専門の業者さんに依頼する内容なので…)
2.建物内全域をカバー
3.接続しているPC間のアクセスはできないようにする。

が実現できます。

ただし、セキュリティ面は十分に考慮が必要なので、
専門の業者さんに頼んだほうがいい内容ですね。

設置は自己責任でお願いします!

※2014年3月10日追記

家庭用のルータは10台くらいまでの接続を前提に設計されているので、
それ以上の接続を想定する場合、おおもとのルーターはエンタープライズ仕様のもののほうが良いとのご指摘をいただきました。

ご参考になればと思います。よろしくお願いします。